2017-02-25(Sat)
バフェットの売買動向に注目です!
資産運用相談員kaoruのちょっといい話
有名投資家のウォーレン・バフェットが率いるバークシャー・ハサウェイの10-12月の売買状況が話題になっていますね。
ちなみにバフェットと言えば、長期投資が代名詞ですのでインデックス投資家からも指示する声が多いのですが、投資スタイルは完全に真逆です。
投資エリアは実質的に米国のみで、銘柄選定も企業の徹底リサーチによる集中投資。買うのは企業価値に対して魅力的な水準(割安)と判断した時だけです。
資産運用の基本とも言える、エリア分散やカテゴリー分散、時間分散は全くおこなっていません。しかも莫大な資金を投じる超絶のアクティブトレードです。
これだけ偏った手法にもかかわらず、長期パフォーマンスが優良なのですから、その購入銘柄に注目されるのは当然ですね。
さて、10-12月の買い増しで目を引くのはアップルですね。3倍まで拡大してバークシャーの保有銘柄でも第7位に入ってきました。
また、7-9月期に購入で注目された航空株については、10-12月期で更に加速。米国航空大手4社を全て買い増しでかなり強気姿勢に見えます。
●アメリカン航空、●デルタ航空、●ユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングス、●サウスウエスト航空 (デルタ航空は保有銘柄の9位)
反対に、最近はエネルギー関連の株はスッパリと切り捨てる姿勢も見えます。こういった明確な投資判断は私も大いに参考にしています。
参考としてバークシャーの10-12月銘柄については別ページでまとめていますので、興味がある人は覗いてみてください。
【最新版】バフェットの保有株は?(2016年10-12月期)
米国株に関しては、アナリストからも「これがいい」「あれがいい」という話は出てきますが、実績を考えればバフェットに遠く及びません。こういった点もシンプルに考えるのが私のスタイルです。
また、バフェットの銘柄選定に関しては、直近の目先というよりも10年、20年と見据えているものが多いので、現在の株価に神経質にならなくて良い点も参考にしやすい理由です。
そういえば、海外ETFの中に大口投資家の保有する30銘柄の指数(iビリオネア指数)に連動する変わったものがあります。
【参考】Direxion ビリオネア 指数 ETF(IBLN)
私自身は一般的な海外ETFよりもコストが高い事もあり、投資対象とはしていませんが選定された30銘柄については目を通すようにしています。
kaoruでした。
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【追記】
私は米国株や海外ETFでは、取引条件が良いマネックス証券を利用しています。
米国株は証券各社で手数料や取引条件が大きく違うので注意してください。
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