資産運用相談員kaoruのちょっといい話
雑誌やWEBなどでは、頻繁に“○×証券が凄い!”みたいな特集がありますが、このような情報を参考にすると失敗してしまうケースがあります。
“虚偽が多い?”といった事ではなく、
“取引の方法が本人と違うパターンがある”という話です。
特に馴染みが薄い取引ほど、その判別が難しいので注意が必要です。
例えば信用取引のランキングなどを見ると、
手数料が安い証券会社がクローズアップされます。確かに短期売買をする人には重要です。
ただし、私は短期売買の才能が0なので、信用取引でも一定期間は保有する事になります。その時に重要なのは
手数料よりも金利です。
簡単に信用取引に触れておくと、元手資金の最大3倍の取引ができるのがメリットです。ギャンブル思考はNGですが、理性をもって利用すれば非常に便利です。
「チャンスの時に限って資金が・・」なんて経験は少なからずあると思います。そんな時に信用取引を利用すれば、少ない元手でも株式を購入することも可能です。
しかし、一時的に代金を立て替えてもらって取引をしているような状態ですので利用期間中は金利が発生する点に注意が必要です。私が信用取引をする場合は
金利が圧倒的に安いむさし証券ですが、この証券が信用取引でオススメと表記されるパターンは少ないですね。
★むさし証券の“お得度”が凄い!最安水準の手数料に続きIPOでも改革ネット証券の最大手である
SBI証券と信用取引で比較した場合、1約定あたりの手数料に大きな差はありません。
しかし、金利は
SBI証券が2.80%(買い)でむさし証券は1.35%(買い)と半分以下です。
100万の信用買いで支払う金利の差を試算すると、
1日だと40円の差、1ヶ月だと1200円、6か月で7250円です(むさし証券の方が圧倒的に有利)。
信用取引では
手数料は売買の時だけですが、金利は毎日発生します。金利が一番安い証券が、私の場合は最有力候補になります。
投信を探す時に
同カテゴリ-で信託報酬が安いところを選ぶのと近い感覚ですね。
私が冒頭で“取引の方法が本人と違うパターンがある”ので注意と書いたのは、これが理由です。
今回は
信用取引を例に書きましたが、他の取引なども同様です。投資信託も、“う~ん”と思うところもあります(これは、機会があれば書きます)
証券ランキング等を参考にするのは良い事だと思います。ただし、そのランキングが
自分の取引とあっているかは見極める必要があります。
私の考えるランキングについても、人によっては全く違うケースは多々あるはずです。
kaoruでした。
【追記】
むさし証券はIPO取引の為に口座開設した会社ですが、株式売買や信用取引の優位性が凄いので驚きました。
宣伝が少ないので認知度が低いのですが、もっと評価されるべき証券会社だと思います。
★むさし証券の“お得度”が凄い!最安水準の手数料に続きIPOでも改革

≪おまけ≫
楽天証券がポイントで投信購入ができるようになった事が好評です。
【楽天スーパーポイントで投資信託を購入!その方法と注意点を解説】記事が面白かった時は、ポチッとしてください!
テーマ : つぶやき - ジャンル : 株式・投資・マネー