2016-10-01(Sat)
バフェットが勧めるETF(VOO)は凄い
資産運用相談員kaoruのちょっといい話
『投資の神様』と言えばウォーレンバフェットですね。
彼が一般の人が投資を行うにあったて、「S&P500に連動するETFや投信」を勧めている話は有名ですね!
その中でも、コストが低いメリットでバンガード社を挙げており、妻への相続の為の信託でも90%をS&P500指数に連動する商品の購入に充てるように指示しています。
正直言って、この発表があった時は、『S&P500指数(米国の優良大型企業で構成)なんて、面白味が無い・・』とガッカリした反応も結構あったような気がします。
しかし、日本で売れている海外ETFのベスト10をリターン順(5年)で並べ変えてみたのですが・・1位はバンガード・S&P500ETF(VOO)で、バフェットの言葉をなぞるような結果となっています。
日本で海外ETFと言えば、人気がダントツ1位はバンガード・トータル・ワールドストック(VT)ですが、リターン順位では残念ながら6位に大きく後退となります。
【参考】海外ETF人気ランキング!人気ベスト10の実力は?
“VTに関しては、世界中に分散投資でリスクを抑えているので、この結果も致し方なしですね”と書くつもりだったのですが・・調べてみると、値動きの安定感でもバンガード・S&P500ETF(VOO)の方が良い内容でした。
過去5年間でのデータでは、日本で高評価のVTよりもバフェットが推すVOOの方が、リターン成績は勿論ですがリスク安定度でも優れていた事になります。
参考までに、時々ブログで紹介しているバンガード米国高配当株式ETF(VYM)は、リターン順位の対象外としていますが、1位のVOOを若干上回る結果となっています。(2016年9月12日時点)
また、継続的に高い配当が期待できるiシェアーズ米国優先株式ETF(PFF)は、過去5年間の値動き安定感(乱高下しない)が他のETFを圧倒していたので、預金の代替投資先として今後も利用していくつもりです。
金融商品はデータを検証すると、世間の評価と実力が乖離している事は多くあります。私自身も、周囲に流されてしまう事があるのですが、やはり自分自身で調べる事は大切ですね。
バンガード・S&P500ETF(VOO)は、既に投資リストに加えていますが、今後は更に投資比率を高めていくつもりです。
バフェットに関しては短期的に見ると『なんでコレなの?』と首を捻りたくなる事もあるのですが、ある程度の時間が経過すると『やっぱりバフェットだね』というパターンが多いですね。凄いとしか言いようがありません。
kaoruでした。
記事が面白かった時は、ポチッとしてください!


【追記】
私は米国株や海外ETFでは、取引条件が良いマネックス証券を利用しています。
米国株は証券各社で手数料や取引条件が大きく違うので注意してください。
【参考】米国株取引 ネット証券を徹底比較
マネックス証券 米国株
【米国株で圧倒的な存在感!】
●米国株のオンラインセミナーは、“わかりやすい”と大好評。
●指値が90日間と長いので、ジックリ投資をしたい人は注目。
●手数料は業界最低水準の安さで魅力的です。
●取引可能な銘柄数は、他社証券の約3倍。
●米国株の時間外取引ができる貴重な会社です。
【積立FXの記事が好評です!⇒このFXは、ちょっと感激です。】