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資産運用相談員kaoruのちょっといい話

先日、NYダウが2万ドルを突破!その効果でしょうか?年初に書いた以下の記事にアクセスが多く集まっています。

【参考】NYダウが2万$は2年後の下値?

さて、本題です。最近は分散投資でリスクを抑えながら、資産運用を行う事が一般の人にも広がってきました。私自身も大好きな手法で老後資金作りの柱としています。

ただし、少し気になる点もあります。それは日本人の悪い癖なのですが、理論を重視しすぎて実際のデータから目を背けてしまう事です。

これは専門家でも同様のパターンがあり、私自身も「米国市場に集中しすぎでは?」と忠告される事もあります(苦笑)

理論的には、米国だけよりも世界各国に投資を広げた方が、良い気がしますね。ただし、現実のデータがそうなっているかと言えば、違います。例えばですが、以下の3つのETFで5年間の成績を見てましょう。

・米国株 iシェアーズS&P500 ETF
・先進国株 iシェアーズMSCI コクサイ ETF
・全世界株 iシェアーズMSCI ACWI ETF  ※2017年1月20日調査


さて、理論的には全世界株がもっともリスクが低そうですが、実際のリスクが低い順位は以下の通りです。

1位、米国株 、2位 先進国株 、3位 全世界株

理論とは正反対になりましたね。では、リターン順位はというと、

1位、米国株 、2位 先進国株 、3位 全世界株

リターンは1位と2位まで大きく開きがあり、米国株が突出して好リターンです。

ちょっと印象が違いませんか?多くの国に分散投資をした商品の方が、米国市場(S&P500)よりもリスクが低いと感じている人が多いような気がします。

しかし、過去5年のデータを検証すると、米国市場に集中した方がリスクは小さいのが事実です。(当然ですがリターンも米国株が上

こういった結果が今後も継続する保証は全くありません。投資ですから数年後には米国株が最下位に転落する可能性もあります。

ただ、私自身は同じパターンが続く可能性が高いと思っています。

そもそも、時価総額で分散すれば米国市場が中心という揺るぎない事実があります。これを“世界各国の1つ”という見かたをすると事実を見誤る事に繋がります。

例えばiシェアーズMSCI コクサイ ETFで考えると、先進国20ヶ国以上に分散はしていますが、米国が占める割合は約65%で他国を圧倒しています。

つまり、世界にもっとも影響を与えるのが米国であり、他国からの影響がもっとも小さいのが米国と推察されます。

これは分散投資がダメという話ではありません。私が言いたいのは、「米国市場への投資は立派な分散投資だよ」という事です。

ちょっと乱暴ですが、米国市場に投資すれば、世界の半分(しかも優良市場)に投資しているのと同じといっても良いと思います。

私が米国市場に大きな資金を投資するのは、利益期待が大きいからという理由が最大ですが、同時にリスクが低いというデータの存在があるからです。

【参考】S&P500指数(米国全体)に連動するETFで人気は?
バンガード・S&P500ETF(VOO) ●iシェアーズ コア S&P 500(IVV)


実力から考えれば、S&P500に連動するETFは国内の個人投資家の間で人気化するのが当然なのですが、現実は目立たない日陰の存在になっているような気がします。

S&P500指数に連動するETFは“誰でも購入できるお宝銘柄”と言う印象を持っています。私に中では“鉄板の最強銘柄”という位置づけです。

kaoruでした。

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【追記】
私は米国株や海外ETFでは、取引条件が良いマネックス証券を利用しています。
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