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資産運用相談員kaoruのちょっといい話

長期の積立投資に対して質問が多いのは①売却タイミングについてです。そして次に多いのが、②老後資金の目標に届かない時の心配(対処)?です。

この2つに関しては、実は答えが共通になる部分があります。

長期投資では「売るタイミング」に対してハッキリさせたい人が多いのですが、「運用しながら取り崩す」という選択肢もある事を忘れてはいけません。

私の知っている方に、投信(バランスファンド)で約2000万程度の資産を保有している人がいます。この方は定年を迎えて年金生活なので現在は積立を中止しています。

しかし、投信は解約せずに毎年5%程度を取崩しています。2000万の5%といえば税引き後で約80万ですから、月に6万5千円程度の上乗せができます。

年金+6万5千円で不自由なく生活していますが、バランスファンドの資産額は目減りしていません。むしろ昨今の好調相場で増えているそうです。

つまり、資産運用では全部売却する、半分だけ売却する、少しずつ取崩していくなど・・選択肢がたくさんあるという事です。

資産が老後を迎えた時に目標額に届いていない場合も同じです。売却しないで運用を継続しながら取崩していけば、余裕を持った生活をしていけるケースは多々あります。

2000万を目標にして、1500万だった・・1000万だった・・、私は目標に届かないからといって慌てることは無いと思っています。積立ができなくても、運用は継続できる点は頭にいれておいて欲しいと思います。

ただし、目標未達といっても資産が少なすぎては選択肢が限られてしまいます。最低でも自身が立てた目標の半分以上は達成して欲しい。

また、運用しながら毎年少しずつ取崩す方法では、株式に偏っていると急落した時に大変ですから、半分は違う値動き(債券)の資産を加えた方が安心です。

私の老後資産形成は、セゾン投信世界経済インデックスファンドで債券と株式の比率が50:50になっている投資信託です。

積立時の安定感は勿論ですが、運用しながら取崩す方法を選択した時にも有効だと考えています。

【関連】毎日積立!?究極のドルコスト平均法 メリットをFPが解説
(kaoruは世界経済インデックスファンドで実施中)


余談ですが、取り崩す時に定額(毎年50万など)で計画する人が多いのですが・・本来は資産の何%(定率)という取り崩しがベターです。

定率取り崩しだと毎年金額は変わるので面倒ですが、万が一市場が悪くなった場合でも資産の目減りは緩やかになります。

冷静に考えれば、運用する時は『年利○%を目指す』と言っておいて、取り崩すときは金額(円定額)というのはチョット不思議ですよね。

ただし、この点は神経質にならなくて大丈夫(定額・定率のどっちでもOK)。先ずは目標額に向かって積立をする事が先決です。

kaoruでした。

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