2016-09-03(Sat)
海外ETFの人気と現実は?
資産運用相談員kaoruのちょっといい話
8月21日号の日経ヴェリタス
が、「資産1億円への道」という興味深い見出しだったので思わず買ってしまいました(笑)
しかし、読んでいて私の目が止まったのは、「人気の海外ETFランキング」です。これは、2016年7月末のマネックス証券、SBI証券、楽天証券の残高がデータでベスト20まで表示されていました。ここではベスト5だけ紹介します。
①バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT) 295億
②バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO) 106億
③バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI) 92億
④iシェアーズ MSCI コクサイETF(TOK) 65億
⑤iシェアーズ S&P500ETF(IVV) 69億
予想通り、1位はバンガード・トータル・ワールド・ストックETFの圧勝!
世界市場時価総額の98%以上をカバーしており、地球を丸ごと買うイメージの商品。また、信託報酬0.14%の信じられない低コストという点が魅力です。
ただ、個人的には日経ヴェリタスさんの記事にしては、ちょっと物足りないですね!・・というのも、肝心のリターンについては触れられていません。では、上記5銘柄をトータルリターン(5年間)で並べ替えてみましょう。( )は人気の順位です。
①(5)iシェアーズ S&P500ETF(IVV)
②(3)バンガード・トータル・ストック・マーケットETF>(VTI)
③(4)iシェアーズ MSCI コクサイETF(TOK)
④(1)バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)
⑤(2)バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO)
大幅に順位が入れ替わって、リターンではS&P500に連動するタイプが強さを発揮。人気ベスト10で調べたら1~3位はS&P500を指数とするETFで独占になりました。
【注目】バンガード・S&P500ETF(VOO)が好成績で注目
具体的に言うと、5年前に100万をS&P500ETFに投資すれば現在は約200万になっています(現地通貨)。米国市場が魅力的と頻繁に書いていますが、数字にすると実感しますね。
ちなみに、世界分散投資タイプ(VTなど)なら140~150万、新興国タイプはマイナスなので95万くらいに目減りしていると思います。
人気1位のVTは私自身も保有しており、分散投資で5年の年率は約7%ですから充分に目的を達成しています。ただし、リターンが目的であれば、他にも選択肢がある点は頭に入れていて欲しいと思います。
私自身もVTは主力ETFにしていますが、高い配当利回りが魅力のiシェアーズ米国優先株式ETF(人気6位)やバンガード米国高配当株式ETF(人気17位)も投資対象としています。
【追記】
私は米国株や海外ETFでは、取引条件が良いマネックス証券を利用しています。
米国株は証券各社で手数料や取引条件が大きく違うので注意してください。
【参考】米国株取引 ネット証券を徹底比較
マネックス証券 米国株
【米国株で圧倒的な存在感!】
●米国株のオンラインセミナーは、“わかりやすい”と大好評。
●指値が90日間と長いので、ジックリ投資をしたい人は注目。
●手数料は業界最低水準の安さで魅力的です。
●取引可能な銘柄数は、他社証券の約3倍。
●米国株の時間外取引ができる貴重な会社です。

【9月の指値価格を公開中⇒人気の海外ETF 今月の指値価格】
8月21日号の日経ヴェリタス

しかし、読んでいて私の目が止まったのは、「人気の海外ETFランキング」です。これは、2016年7月末のマネックス証券、SBI証券、楽天証券の残高がデータでベスト20まで表示されていました。ここではベスト5だけ紹介します。
①バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT) 295億
②バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO) 106億
③バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI) 92億
④iシェアーズ MSCI コクサイETF(TOK) 65億
⑤iシェアーズ S&P500ETF(IVV) 69億
予想通り、1位はバンガード・トータル・ワールド・ストックETFの圧勝!
世界市場時価総額の98%以上をカバーしており、地球を丸ごと買うイメージの商品。また、信託報酬0.14%の信じられない低コストという点が魅力です。
ただ、個人的には日経ヴェリタスさんの記事にしては、ちょっと物足りないですね!・・というのも、肝心のリターンについては触れられていません。では、上記5銘柄をトータルリターン(5年間)で並べ替えてみましょう。( )は人気の順位です。
①(5)iシェアーズ S&P500ETF(IVV)
②(3)バンガード・トータル・ストック・マーケットETF>(VTI)
③(4)iシェアーズ MSCI コクサイETF(TOK)
④(1)バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)
⑤(2)バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO)
大幅に順位が入れ替わって、リターンではS&P500に連動するタイプが強さを発揮。人気ベスト10で調べたら1~3位はS&P500を指数とするETFで独占になりました。
【注目】バンガード・S&P500ETF(VOO)が好成績で注目
具体的に言うと、5年前に100万をS&P500ETFに投資すれば現在は約200万になっています(現地通貨)。米国市場が魅力的と頻繁に書いていますが、数字にすると実感しますね。
ちなみに、世界分散投資タイプ(VTなど)なら140~150万、新興国タイプはマイナスなので95万くらいに目減りしていると思います。
人気1位のVTは私自身も保有しており、分散投資で5年の年率は約7%ですから充分に目的を達成しています。ただし、リターンが目的であれば、他にも選択肢がある点は頭に入れていて欲しいと思います。
私自身もVTは主力ETFにしていますが、高い配当利回りが魅力のiシェアーズ米国優先株式ETF(人気6位)やバンガード米国高配当株式ETF(人気17位)も投資対象としています。
【追記】
私は米国株や海外ETFでは、取引条件が良いマネックス証券を利用しています。
米国株は証券各社で手数料や取引条件が大きく違うので注意してください。
【参考】米国株取引 ネット証券を徹底比較
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