2017-08-19(Sat)
新興外食チェーンは投資対象外?
資産運用相談員kaoruのちょっといい話
8月~9月は米市場が不安定になる事が多いのですが、今年も同様の雰囲気。ただ、経済指標や企業決算は堅調ですので、年末に向けての買い場になると思っています。
【参考】米国株は7‐9月で買って年末に売却!?
今回は久々に外食チェーンを買ってみようと思ったのですが、決算をみていると難しいですね。
例えば、バーガーチェーンではマクドナルドが好決算で盛り上がりましたが、高級バーガーのシェイク・シャックは落胆する内容でした。
【参考】マクドナルド(MCD):4-6月期決算
マクドナルドは上場来最高値を更新!それに対してシェイク・シャックは一時約5%も株価が下がったので明暗が分かれた状態です。
シェイク・シャックが売上や利益が悪かったわけではありません。4-6月期の決算ではシッカリと市場予想をクリアしています。
株価が正反対になった要因は、既存店の売上の結果。私は流通系のコンサルタントをしていた事もあるのですが、小売店の評価をするにあたり最重要視するのが既存店売上です。
単純に言えば、既存店が伸びていれば、お店のファンが増えている事になります。減っていればファンの減少・・他のお店に流れていると予想できます。
株価は未来への予想とも言えるので、これは非常に重要な事です。
そして、4-6月期の決算において、マクドナルドは既存店売上をガッチリ伸ばしてきました。それに対してシェイク・シャックは既存店売上が見通しも含めてマイナスです。
【参考】シェイク・シャック(SHAK):4-6月期決算
この理由を探っていくと、似たような業態の乱立出店が関係していると思われます。ザックリですが米国人の同形態での飲食店に対する選択肢は過去10年で約2倍に膨れ上がっています。
つまり、シャイク・シャックだけに限らず新興外食チェーンは特色を出しづらくなっています。多くの新興外食チェーンが既存店で苦戦しており株価が下落している状況です。
米国では新興外食チェーンが成功する為のハードルは急速に跳ね上がっています。割安であっても安易に購入できない分野になってきました。
シェイクシャックの日本店舗は、1年以上経過しても行列ができているので、ついつい期待してしまうのですが・・?
もっとも、この点についてはスターバックスを日本で大成功させた、サザビリーグが独占契約しているので、プロデュース力が凄い点もあります。
秋には、六本木と横浜みなとみらいの出店が決定済み!
シェイク・シャックは食べてみましたが、油に弱い体質の私でも食べられるので魅力を感じます。やはり、味や雰囲気が良い点は株価復活へのアドバンテージになります。
ただ、現状の投資となると、私の体質には合わないマクドナルドが魅力という状態です。さすがNYダウ銘柄ですね!
kaoruでした。
【追記】
私は米国株や海外ETFでは、マネックス証券を利用しています。利益を出す為の条件が揃っており、個人的には米国株での優位性は圧倒的だと感じています。
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≪おまけ≫
現在はドル安・円高の状況。ただし、長期的なドル高の予想は変わっていないので外貨仕込みもシッカリ行っています。
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株価が正反対になった要因は、既存店の売上の結果。私は流通系のコンサルタントをしていた事もあるのですが、小売店の評価をするにあたり最重要視するのが既存店売上です。
単純に言えば、既存店が伸びていれば、お店のファンが増えている事になります。減っていればファンの減少・・他のお店に流れていると予想できます。
株価は未来への予想とも言えるので、これは非常に重要な事です。
そして、4-6月期の決算において、マクドナルドは既存店売上をガッチリ伸ばしてきました。それに対してシェイク・シャックは既存店売上が見通しも含めてマイナスです。
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つまり、シャイク・シャックだけに限らず新興外食チェーンは特色を出しづらくなっています。多くの新興外食チェーンが既存店で苦戦しており株価が下落している状況です。
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シェイク・シャックは食べてみましたが、油に弱い体質の私でも食べられるので魅力を感じます。やはり、味や雰囲気が良い点は株価復活へのアドバンテージになります。
ただ、現状の投資となると、私の体質には合わないマクドナルドが魅力という状態です。さすがNYダウ銘柄ですね!
kaoruでした。
【追記】
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